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内灘町の地域猫活動で保護した子猫たちを家族に迎えたいと思われた方は、
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石川県内灘町の役場が行っている地域猫活動のお手伝いを2013年2月下旬からしています。

H24年度 大根布区で『地域猫活動』を実施しました

上記のように平成24年から多数の野良猫に対して、町として不妊手術に取り組むことになりました。

実際には、平成23年から実態調査として活動はスタートしていたとのことです。

この活動のお手伝いをして思ったことを記録しておこうと思います。

基本的に「行政が飼い主のいない猫の問題に取り組んでくれることは良いことだ」と私は思っています。

しかし実際には問題もありますし、「個人がやることじゃない、行政が対処しろ。行政が対処すれば解決する」と主張される方が考えられているようなものではないと思います。

行政が行う地域猫活動は、個人の猫ボラが行うことに比べて住民への負担は軽いです。しかし組織で動く以上、機動性や柔軟性は個人で動く場合と比べると劣ると思います。

組織で対処することと個人で対処すること、それぞれメリット・デメリットがあると思いますので、両者が協力できればよりよい活動になるのではないかと期待しています。

現在の活動で問題点だと思ったものを記録していくことで、今後の活動の際に対策を検討するもとになればと期待して記録しています。

(1) 行政による地域猫活動は多数の猫がいる現場ばかりです

行政サービスの一環として地域猫活動を行うため「周辺住民から鳴き声や糞尿などの被害報告がでている」などの住民からのクレームがあった場合に対処することが多いです。

このため、クレームが出るほどの被害が目立つ場所、つまり多数の猫がいる地域を対処することが多くなります。

「1頭の野良猫を見かけたから不妊手術をしよう」ということでTNRが始まることは少ないと考えたほうが良いかと思います。


(2) 行政は年度単位で動くため子猫の出産ラッシュとの戦いになります

年度単位で動くということは、4月に予算が発生することになります。

4月になってから地域猫活動の対象とする地域の選定や餌やりやトイレの片付けなどを行ってくれる方を探し、そこにいる猫が飼い主のいない猫なのか確認することになると実際のTNR活動は5月を過ぎることがよくあります。

すると、5月上旬の子猫の出産ラッシュを終えてからの捕獲になります。

生まれた子猫に授乳してもらうために母猫に対してホルモンが出なくなる避妊手術を行うのは遅らせるなど、どの猫なら手術できるかなど別の対応が必要になります。

さらに子猫が生まれている以上、その子猫に対して家猫になってもらうために保護して里親探しをするのか、地域猫として手術可能になるまで放置して最終的に不妊手術をするのかを選ばなければなりません。

ただし、親猫が多数いるということは子猫も多数いることになりますので、全ての子猫を保護できるだけのスペースがあるかといえば物理的な問題が発生して保護できないこともあります。


(3) 地域住民の対応は両極端です

猫が好きで糞尿被害なども「動物だから仕方がない。悪いのは捨てたり飼い猫を不妊手術せずに出入り自由にしている人間の方だ」と言ってある程度は許してくれる住民の方もいます。

しかし、あまりの猫の多さから猫が嫌いになる人なども沢山います。

多くの猫がいる現場を対処するため、もともと猫が好きだったけど、一斉に発情期の声を上げているのを毎晩聞かさせて寝付けない日々が続いたために猫を受け付けなくなった人などもいます。

更には行政が行う活動であるため、ほとんど理由になっていない「役人が嫌い」ということで活動に否定的な方もいます。


(4) 子猫の里親探しは難しい

子猫が生まれた場合、里親を探すにしてもまずは「子猫を保護する」ということが必要です。

この子猫を保護することができる人はあまりいません。

行政はシェルターを運営しているわけではないので、子猫の保護までは行えないと考えたほうが良いです。

猫の里親探しのボランティアの経験がある方なら、里親探しをするのであれば「健康な猫でなければ里親探しは難しい。問題があるとしても募集するときにはっきりと説明できなければならない」ということはご存知だと思います。

「健康かどうか分かりません。性別も分かりません。何もかも分かりません。でも里親になってください」ではお声がかからないため、保護して初回の健康診断やノミダニなどの虫の駆除で最低限の医療費がかかります。

しかも子猫はすぐに病気になる可能性があり、お世話も大変です。このお世話を「外にいる野良猫にドライフードをあげている」という経験しかない人にお願いすることは難しいです。

そんな人に「里親が見つかるように子猫の可愛さをアピールしてください」といっても難しいと思います。

猫ボラでも難しい里親探しを経験のない方に依頼、しかもお願いするのは多数の子猫、という状況では里親探しは困難を極めます。


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他にも気付いたことがあれば逐次追記していきます。
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